進出・出資・撤退

セコム、グローバルセキュリティSI企業のAVTEL社を完全子会社化

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セコム(本社:東京都渋谷区)は、グローバルセキュリティSI領域のAPAC・EMEA地域における有力企業であるAVTEL Holdings (Pte) Ltd.を株式買取により完全子会社化することに合意した。2025年7月25日発表した。株式100%を9月に取得する予定。取得金額は非公表。

発表によると、AVTEL社は世界各地で建設が相次いでいる欧米企業のデータセンターなどを中心に強固な顧客基盤を持ち、高度なセキュリティシステムの設計や販売、工事を行っている。欧米のグローバル企業は、本国の本社が世界共通のセキュリティポリシーを定め、すべての拠点でセキュリティ要件を満たすことを厳格に求めるが、AVTEL社は世界で使用されている主要な入退室管理システム、監視カメラシステムの多くを扱い、高い技術力でそれらのニーズに対応できるという。

今後、AVTEL社は世界17カ国・地域で事業を展開するセコムグループの事業基盤を活かし、更なる業容拡大を図る。また、セコムは、AVTEL社が扱う世界中の主要な入退室管理システム、監視カメラシステムなどの新たなセキュリティシステムのラインアップを活用した海外事業の成長加速、グローバル企業の日本拠点との取引拡大を図っていく。

◇AVTEL Holdings (Pte) Ltd.
【  所在地 】シンガポール
【事業内容】入退室管理システム、監視カメラシステムなど、高度なセキュリティシステムの設計や販売、工事
【  代表者 】Myles Hick (CEO)
【  設立年 】2007年

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