川崎汽船グループの船舶管理会社のK MARINE SHIP MANAGEMENT PTE.LTD.(本社・シンガポール)の管理船であるLNG運搬船“OCEANIC BREEZE”が、多年にわたる海上気象の観測通報を確実に励行し気象業務の発展に寄与した功績が評価され、2025年6月3日に川崎汽船の東京本社(東京都千代田区)で気象庁から気象庁長官表彰の盾と感謝状が授与された。

“OCEANIC BREEZE”
気象庁は、毎年6月1日の気象記念日に合わせ、海上気象の通報者を対象に「気象庁長官表彰」を授与している。今年で150回目となる。
海上における気象観測は、地理的・技術的な制約により陸上に比べて困難とされていて、特に広大な外洋では観測データの不足が顕著で、船舶による気象通報は、世界中の気象機関にとって貴重なデータ源となっている。