シンガポール航空(SIA)は2019年10月に名古屋=シンガポール線の就航30周年を迎えるのを記念して、8月の2日間、エアバスA380による記念フライトを行うほか、名古屋=シンガポールおよびアジア各都市線で特別運賃の販売や、7〜9月期間限定で名古屋発便のエコノミークラスを対象に「鰻」を使用した特別機内食の提供等を実施する。
シンガポール航空は、1989年10月に福岡経由で名古屋からシンガポールへ週3便の運航を開始した。
シンガポール航空のデイヴィッド・ラウ日本支社長は、「中部地区は当社の日本におけるマーケティング戦略上、重要な役割を担っている。今後も中部地区は、ビジネス・レジャーのお客様および貨物の需要が堅調であると確信している」と述べた。
<名古屋線の歴史>
1989年10月 名古屋に初就航(名古屋発福岡経由の週3便、ボーイング747-200で運航)
1996年6月 デイリー運航に増便
2005年2月 名古屋空港から中部国際空港 セントレアに移転
2009年3~9月 愛・地球博に参加
2014年8月 名古屋線就航25周年記念、エアバスA380を運航
2018年7月 機体の35%が中部地方で生産されるボーイング787-10を導入
2019年10月 名古屋線就航30周年