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東芝エレベータ、キャピタランド社のインド大型建設プロジェクトで62台受注

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東芝エレベータは2020年8月27日、子会社のインド現地法人東芝ジョンソンエレベータ・インド社が印マハラシュトラ州プネ市で建設中の「International Tech Park Pune,Kharadi」向けに、エレベーター62台を受注したと発表した。2021年度中に全台数を納入する予定という。

「International Tech Park Pune,Kharadi」は、シンガポールに本社を置くアジア最大規模の不動産会社キャピタランド社が計画する大型プロジェクトで、IT産業や金融業のオフィス需要を見込んでいる。

受注したエレベーターは分速150mの高速マシンルームレスタイプで、このうち46台は、行先階を登録することで行先階ごとに利用者を効率的にまとめ、同じ目的階に向かう利用者を同じ号機に誘導する同社の乗場行先階登録システム「FLOORNAVI」で運行される。

途中階での停車が少なくなるほか、既に乗り場で行先階が登録されている場合は、エレベーターかご内でのボタン操作が不要となる。特に利用者が集中する出勤時などには大幅に移動時間を短縮できるという。

同社は2011年以降、中国に次ぐ規模のインド市場で、プレミアムセグメントを中心に営業活動を行っている。「都市化が進むインド市場において、様々な製品ラインナップを提供し、協業するインド最大手のジョンソンリフツ社とのシナジーを生かして、インド市場での積極的な事業拡大を進めていく」としている。

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