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東京センチュリー・OUE社、「Hotel Indigo Changi Airport」を共同開発

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東京センチュリーおよびシンガポールでホテルを中心とする不動産投資事業を手掛ける完全子会社のTC Realty SG Pte.Ltdと、シンガポールを地盤とするアジア圏の有力不動産開発・ヘルスケア企業のOUE Limitedは、チャンギ国際空港ターミナル2に直結する「Hotel Indigo Changi Airport」の共同開発を決定した。2025年3月25日発表した。

OUE社は2024年4月26日にChangi Airport Groupから同ホテルの開発許可を受けており、2028年中の竣工および開業を予定する。

同ホテルは全長163メートルで客室数は255室、革新的なデザインや屋上プール・ジムなどの最新の施設に加えて、滑走路・Airport Boulevard・スカイラインを見渡すことができるパノラマビューなど、空港ならではの宿泊体験を提供することをコンセプトとする。

また、太陽光発電パネル、ハイブリッド冷却システム、自然換気の廊下、雨水貯水技術などの持続可能な機能を取り入れる。現時点で、シンガポール初のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)ホテルおよび世界初のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)空港ホテルとなる予定という。

OUE社のDeputy CEO and Executive DirectorであるBiran Riady氏は「東京センチュリーとのパートナーシップは、資本配分を最適化し、第三者資金の運用を時間とともに成長させるというOUE社の『アセットライト』戦略と一致している。また、シンガポールおよびその先での将来の不動産機会を追求するためのOUE社と東京センチュリーの戦略的パートナーシップへの道を開き、シンガポールおよびその他地域での将来の事業機会を追求するための基盤となる」とコメントした。

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