オークネット(本社:東京都港区)は、ASEANおよびオセアニア地域でのグローバル会員網の開拓と、現地流通の拡大を目的に、シンガポールおよびASEANにおける中古ブランド品流通事業を手掛ける合弁会社SG e-Auction Pte.Ltd.(本社:シンガポール)を100%子会社化した。2025年5月15日発表した。
オークネットは2017年にシンガポールの質店大手企業と合弁会社SG e-Auction社を設立。今回、SG e-Auction社を100%子会社化し、ブランド品を含むアパレルのリセール市場の成長著しいASEAN・オセアニア地域の拠点としてグローバルビジネスを強化する。具体的には、①SG e-Auction社が構築したASEANでのネットワークの拡大を加速させるとともに、既存400社超の会員のカスタマーサービスの強化 ②現地シンガポールを中心としたASEAN・オセアニア地域流通の更なる拡大 ③オークネットファッションリセール事業を推進する子会社のオークネット・コンシューマープロダクツ(本社・東京都港区)、ギャラリーレア(本社・大阪市西区)、デファクトスタンダード(本社・東京都大田区)のASEAN・オセアニア地域における事業開発――を進めていく。
なお、ASEAN・オセアニア地域におけるブランド力強化を図り、海外展開を加速させるべく、譲受後に社名をAUCNET ASIA PACIFIC PTE.LTD.(仮称)に変更予定という。
◇AUCNET ASIA PACIFIC PTE.LTD.(仮称)
【 本社 】7 CHANGI BUSINESS PARK VISTA, #01-01, SOOKEE HQ, SINGAPORE 486042
【代表者】Director 齋藤 康人