シンガポールのエネルギー市場監督庁(EMA)は2025年4月16日、第18回シンガポール国際エネルギー週間(SIEW2025)のテーマを発表した。「未来のエネルギーを想像し、今日のシステムを構築する」とした。
SIEWは、エネルギーの専門家、政策立案者、コメンテーターが世界のエネルギー分野におけるベストプラクティスやソリューションについて議論・共有するために毎年開催されている。SIEW2025はシンガポールで10月27日(月)~31日(金)に開催され、気候変動を和らげながら経済成長を支援して生活水準を向上させるために、水素、二酸化炭素の回収・有効利用・貯蔵、原子力、地熱およびバイオメタンを含む低炭素エネルギーへの道筋などについて話し合う。
シンガポール独立60周年記念イベント「SG60@SIEW Energy Showcase」では、2065年のシンガポールのエネルギーランドスケープを想像し、今日のイニシアチブと決定が国のエネルギーエコシステムにどのように影響するかを明らかにする。
SIEW週間は、SIEWサミットで開始し、シンガポール‐国際エネルギー機関フォーラム、シンガポール‐国際再生エネルギー機関ハイレベルフォーラム、SIEWエネルギーインサイト、TechTable、Thinktank Roundtablesと続いていく。パートナーイベントには、アジアクリーンエネルギーサミット、アジアカーボンサミット、アジアダウンストリームサミット、アジア精錬技術会議、アンモニアとカーボンキャプチャアジア、アジアAsia LNG市場会議が含まれる。
また、SP Groupが、SIEW2025と併せて「東アジアおよび西太平洋の電力供給産業協会」の主要イベントである「第25回電力供給産業会議」を主催する。