気候変動(低・脱炭素) 産官学連携

アズビル、マレーシア工科大学と協働関係強化、脱炭素化や計測・制御技術等で

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アズビルは2024年5月28日、マレーシア工科大学(UTM)、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)と産学連携を含めた包括的な協働関係強化について覚書(MoU)を締結した。7月10日発表した。

UTMのクアラルンプールキャンパスGrand Banquet Hallで開催されたMJIIT主催のマレーシア日本・産業&イノベーション・エキスポ(MJIIX)の中で、人材育成の社内専門機関「アズビル・アカデミー」の荻野明子学長およびUTMのAhmad Fauzi bin Ismail副学長(教授)が調印した。調印式には、在マレーシア日本大使館の狩俣篤志公使、マレーシア高等教育省Mustapha Sakmud副大臣、同Zaini Bin Ujang事務次官およびMJIITのAli Bin Selamat院長が参加した。

アズビルは、2019年にMJIIT卒業生を採用し、2023年からは同校からのインターンシップ生を受入れている。また、経済産業省が主導するASEAN域内の脱炭素化を実現するための官民イニシアチブ“CEFIA”(Clean Energy Future Initiative for ASEAN)の中でUTM/MJIITと協働してきた。「今後も脱炭素化技術をはじめ、計測・制御技術に基づく共同研究や開発などを進めていく」としている。

UTMは工学科学技術分野で革新と起業を推進する研究大学で、首都クアラルンプールと、ジョホール州にキャンパスがある。マレーシア日本国際工科院はUTMの学部の1つで2010年に設立された。

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