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スーパーラグビー除外決定のサンウルブズ、準本拠地シンガポールで逆転負け

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スーパーラグビー2019、シンガポールを準本拠地とするサンウルブズ(Sunwolves/日本)は2019年3月23日午後6時55分から、シンガポール国立スタジアムでライオンズ(南アフリカ)と対戦、前半7分にペナルティトライで先制し、7-0とリードする場面もあったが、後半に4トライを許すなどして24-37で逆転負けを喫した。

スクラムを組む両チーム

シンガポールでは、今季2試合が組まれていたが、2月16日のシャークス(南アフリカ)戦に続く連敗で日程を終了した。サンウルブズが2016年にスーパーラグビーに参戦して以来、シンガポールでの通算成績は1勝7敗1分。

試合後の記者会見で、サンウルブズキャプテンのダン・プライヤー選手は、「スタートは良かったが、ブレイクダウンとスクラムでライオンズのプレッシャー下に置かれてしまい、流れを取り戻すことはできなかった。ブレイクダウンは検証する必要がある」と振り返った。

ダン・プライヤー選手

また、試合前日の22日に、スーパーラグビー主催者がサンウルブズを2020年シーズンを最後に除外すると決定したことに関して、サンウルブズを運営するジャパンエスアールの渡瀬裕司CEOは、「我々はアジアにラグビーを広める責任を負っている。シンガポールをはじめ東南アジアの人々がトップレベルのラグビーを見る機会を失うことは非常に残念だ。しかし、もう一年残っているとポジティブに受け止めたい。(日本人選手にとっては)スーパーラグビーに出場できる最後のチャンスになる。来シーズンも含めて素晴らしいチームになっていくと思っている」と話した。

渡瀬裕司CEO

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