デジタル貿易プラットフォームの開発・提供を手がけるSTANDAGE（東京都港区）、三菱商事、日本及びアジア圏で料理教室を展開するABC Cooking Studio（東京都千代田区）は、日本酒および日本産品の販促イベントプロジェクトを開始する。2023年12月７日発表した。
第一弾はシンガポールをターゲットとし、2023年12月16日（土）～24年２月６日（火）にかけて、現地の料理と日本酒のペアリングをテーマとした「１dayレッスン」（入会金不要・１回完結型の料理教室）をABCの現地スタジオで開催する。
扱う日本酒はその場で予約・購入可能で、購入金額に応じて当該酒蔵での日本酒づくり体験等の特典を付与し、生産地へのインバウンド流入にも繋げていく。
日本酒はSTANDAGEが輸出支援先として契約する酒蔵のうち、水口酒造（愛媛県）、吉川醸造（神奈川県）に加え、県統一ブランドをもつ山形県酒造組合の３社の銘柄を提供する。
ABC Cooking Studioの担当者はシンガポール新聞の取材に対応し、「シンガポールでの『１dayレッスン』は期間中35回ほどの開催を予定している」「航空券など酒蔵訪問にかかる費用は参加者自身に負担いただく。参加者には参加時に仕込まれた日本酒をギフトとして届ける」「第二弾以降は地方自治体との連携のもと、日本酒に限らない地域の産品を紹介、体験できるワークショップやレッスンを開催することを通じて、地域の魅力を発信することでインバウンド促進へつなげる取り組みを行う」と答えた。