JERAは2023年10月27日、2023年度第2四半期(2023年4月1日~9月30日)の連結業績を発表した。
売上収益は前年同期比1,538億円(7.9%)増の2兆973億円となった。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、燃料調達価格の影響や期首における燃料在庫の単価影響、燃料事業の利益減などによる減益要因があったものの、燃料費調整の期ずれ差損が差益に転じたことや、再生可能エネルギー事業および海外発電事業の増益などにより、前年同期比5,053億円増の2,912億円となった。
セグメント別では、燃料事業の売上収益は前年同期比1,440億円減の2,424億円、四半期損益(期ずれ除き)は前年同期比423億円減の753億円だった。シンガポールの燃料トレーディング子会社JERA GM社の利益減等が要因という。
海外・再エネ発電事業の売上収益は前年同期比164億円増の186億円、四半期損益(期ずれ除き)は前年同期比441億円増の334億円だった。海外IPP事業の増益等が要因という。
2023年度通期の業績見通しは、親会社の所有者に帰属する当期利益を前回予想と同じ3,500億円とした。