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JTF1、約350億円でファイナルクローズ、ホテル・スキー場・ゴルフ場等に投資

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シンガポールに本部を置く不動産投資運用会社Patience Capital Group(PCG社)の日本法人であるペイシャンスキャピタルグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役:ケン・チャン・チェン・ウェイ)は2023年10月11日、PCG社のシンガポール法人であるPATIENCE CAPITAL GROUP PTE.LTD.が組成した日本国内の観光関連資産の投資に特化した一任型ファンド「ジャパンツーリズムファンド1」(JTF1)が約350億円でファイナルクローズしたと発表した。

同ファンドは、日本へのインバウンド観光の増加を背景に、日本国内の観光資源への投資を通じて地方創生に貢献することを目的とする。日本国内の魅力的な観光プロジェクトに対してインパクトのある投資・開発を実現し、地域社会に新たな活力をもたらす成長支援に取り組むとしている。

国内外の多数の個人・機関投資家から出資を集めた。

ペイシャンスキャピタルグループの担当者は、シンガポール新聞の取材に対し、「代表的な投資対象は、ホテル等宿泊施設またはその開発土地、スキー場、ゴルフ場などだ。2019年からファンドが組成されており、妙高エリア、東京都内他、複数の物件に対し投資を行っている。ファンド期限についてはLP契約の守秘性に鑑み開示は控えるが、組成時に長期的な投資活動を行える設計をしている」と答えた。

なお、PCG社の創始者であるケン・チャン・チェン・ウェイCEO/CIOは、シンガポール政府投資公社(GIC)に19年間勤務し、日本支社の代表も務めた。現在、京阪ホールディングスの社外取締役も務めている。

◇ジャパンツーリズムファンド1
【  ファンド総額  】約350億円
【ファンドマネージャー】PATIENCE CAPITAL GROUP PTE.LTD.
【有限責任組合員(LP)】みずほ銀行、SMFLみらいパートナーズ、三井住友信託銀行、第四北越銀行、八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合、群馬銀行、Pavilion Capital、シンガポール大学基金、アジアの個人・機関投資家 ※2023年10月6日現在

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