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グリーンハウス、運営受託する20カ所以上の社員食堂で「シンガポールフェア」

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食堂受託運営事業や外食・ホテル経営などを手掛けるグリーンハウス(東京都新宿区)は、シンガポールでコントラクトフードサービス事業を展開する100%子会社The Wok People Pte.Ltd.のシェフと共同で、運営を受託している関東圏内20カ所以上の営業所の社員食堂でシンガポール料理を提供する「シンガポールフェア」を展開している。2023年8月31日発表した。実施期間は7月~9月を予定する。

2022年10月、社内外の料理コンテストで入賞したThe Wok People社のシェフら4人がシンガポールより来日し、お互いの食文化の交流と調理技術の共有を目的とする研修を実施。これをきっかけに、The Wok People社のシェフから共有されたノウハウを基にしたメニューの社員食堂への展開準備を進めてきた。

グリーンハウスのメニュー開発担当による試作会では、全ての食材を現地と同様に取り寄せて使用することは社員食堂では難しいことや、大量調理のオペレーションにも考慮した検証が行われ、本場の味の再現に努めた。試作・試食を重ねた結果、日本で人気の高い3つのシンガポール料理『シンガポールチキンライス』『ラクサ』『バクテー』を提供することになった。

グリーンハウスの担当者は、シンガポール新聞の取材に答え、「(シンガポールフェアを実施している)各社員食堂で、シンガポールチキンライス、ラクサ、バクテーとも関心が高い。特にラクサのココナッツミルクのほんのりした甘みとスパイシーなスープのハーモニーが注目を集めている。また、シンガポールフェアを開催してほしいという声も多く頂いている。人気が高いことから、10月も提供する運営受託先も一部ある」と利用者の反響を説明した。

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