パナソニック コネクトのグループ会社で、機内エンターテインメントシステム及び衛星通信システム事業のパナソニック アビオニクス(本社:米国カリフォルニア州アーバイン、CEO:Ken Sain)は2023年7月1日、シンガポール航空(SIA)に納入した高速機内Wi-Fiにより、SIAの乗客への無料、無制限のサービス提供を開始した。
「パナソニック アビオニクスの航空機内ネットワーク接続サービスは、高速で広帯域の衛星ネットワークによって支えられており、SIAの航空機内で提供されるネットワーク接続体験は次世代のもの」という。
無料のWi-Fiを利用するには、乗客は無料のKrisFlyer会員に登録し、予約時に会員番号を入力する必要がある。フライト中、乗客はKrisWorldネットワークに接続し、機内Wi-Fiポータルで無料接続を利用できる。
パナソニック アビオニクスとSIAは、26年にわたる取引関係があり、SIAはパナソニック アビオニクスのIFECソリューションをワイドボディ機材に採用してきた。また、2021年には、パナソニック アビオニクスの新しいMarketplaceデジタルeコマースプラットフォームのローンチカスタマーとなった。