みずほ銀行は2023年６月15日、食料・農産物事業のOlam Group Limited（オラム）傘下のTerrascope Pte.Ltd.（CEO:Maya Hari）と、アジア・パシフィック地域における法人への脱炭素化支援サービスの提供を目的とした連携を開始した。
みずほ銀行によるアジア・パシフィック地域における脱炭素化支援を目的とする提携は初という。
Terrascope社は、世界中の企業が正確かつ効果的に温室効果ガス排出量を計測・管理するためのデータやデータ解析などのデジタルツールを提供している。また、オラムグループとして培った食品業界への高い知見も活用して、企業のサステナビリティとネットゼロの目標達成を実現するための支援を行っているという。
同日、 Terrascope社は日本法人の設立とともに日本市場への進出を発表した。三菱商事および日本テトラパックと日本国内での脱炭素ニーズの発掘に向けた戦略的パートナーシップを構築する。
みずほ銀行の担当者は、シンガポール新聞の取材に答え、「みずほ銀行のアジア・パシフィック地域のお客さまで、ニーズがあるお客さまに対し、みずほ銀行がTerrascope社をご紹介する」と補足した。
◇TERRASCOPE PTE.LTD.
【代表者】Maya Hari
【所在地】63 Robinson Rd, #06 1-B, ESG Impact Hub by MAS, Singapore 068894
【 設立 】2022年６月
【事業内容】脱炭素化に向けた炭素排出量可視化と削減プラットフォームの開発および販売