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応用地質、シンガポールからの使節団に地下トンネル建設の最新技術を紹介

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応用地質は2023年6月1日、シンガポールから建築・建設庁(Building and Construction Authority、BCA)とシンガポール地盤工学会(Geotechnical Society of Singapore、GeoSS)が共催した技術視察のための使節団を茨城県つくば市のつくばオフィスに迎え、ライト工業、五洋建設と合同で技術紹介を行った。

3次元微動トモグラフィ技術(探査機Mc-SEIS AT)の説明の様子

シンガポールでは現在、大規模な道路・鉄道建設プロジェクトが行われており、難易度の高い都市部でのトンネル工事もあることから、主に地下トンネル建設に関わる日本の最新技術の視察プログラムが組まれた。

BCAの職員、GeoSSの関係者(シンガポール・カナダ・豪州等の設計コンサルタント、シンガポール・フランス・香港などの施工会社、シンガポールの大学教授)、応用地質のシンガポール子会社(Geosmart、Fong Consult)などが参加した。

応用地質は、シンガポールの今後のプロジェクトでの活用が期待できる「地中可視化サービス」や「3次元微動トモグラフィ」といった最新の地盤3次元化技術を座学と実機デモにより詳しく紹介した。

参加者からは熱心な質問が寄せられるなど、非常に高い関心が示されたという。

応用地質の担当者は、シンガポール新聞の取材に対し「シンガポールでは、今後大深度地下での施工という難工事を控えており、安全に施工を進めていく技術の確保が重要な課題になっていると聞いている」と答えた。

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