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シンガポールGLP、ブラックストーンに約2兆440億円で米国物流不動産売却

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シンガポールを拠点とする不動産投資ファンドGLPは2019年6月2日、米・投資ファンド・ブラックストーン・リアル・エステートがGLPの運用する米国3ファンドの物流不動産総計1,663万㎡を187億米ドル(約2兆440億円)で取得すると発表した。

ブラックストーン・リアル・エステートのグローバル共同責任者ケン・カプラン氏は、「物流不動産は今日、我々が最も確信を持っているグローバル投資テーマだ。我々は、成長し続けるeコマースのニーズに対応すべく、既存のポートフォリオを更に増大させることを心待ちにしている」と述べた。

GLPの最高投資責任者アラン・ヤン氏は、「GLPは、物流不動産分野の深い専門性とグローバルの知見を活用して、投資開始後4年内で極めて優れたポートフォリオを構築し、成長させることができた。当該事業がブラックストーンのリーダーシップの下で繁栄していくものと確信している。引き続き米国市場において、重要な事業機会を捉え、米国での実績を一層拡大していくことを目指している」と述べた。

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