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YCP Holdings(Global)社、東京大学発の水ベンチャーWOTAに出資

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YCP Holdings(Global)Limited(本社:シンガポール/取締役兼グループCEO:石田裕樹)は2023年4月23日、水事業の東京大学発ベンチャー企業WOTAへの出資を決めたと発表した。出資額および出資後の持株比率は非開示。

WOTAは2014年10月24日設立。地球上の水資源の偏在・枯渇・汚染によって生じる諸問題の解決のため、生活排水を再生し最大限有効活用する「小規模分散型水循環システム」及びそれを実現する「水処理自律制御技術」を開発しており、水道のない場所での水利用を実現するポータブル水再生システム「WOTA BOX」や水道のない場所に設置できる水循環型手洗いスタンド「WOSH」などの革新的な製品を手掛けてきた。これらの製品は東京オリンピック選手村の医療設備や災害被災地の復興支援に活用されたという。

また、水問題の解決に関して国内外の政府・自治体と提携するなどしているという。

WOTAは2022年5月に包括的な水利用を可能にする世界初の住宅向け水再利用システム「小規模分散型水循環システム」の実証に成功。その商品化に向けて2023年に東京都利島村やカリブ海の島嶼国であるアンティグア・バーブーダでの社会実装を予定していることから、商品化開発と社会実装の更なる加速を目的として第三者割当増資の機会を検討してきた。

YCP Holdings(Global)社は、グローバルにサービスを提供するマネジメントサービス事業部やサステイナビリティ・ソリューションズ事業部との長期的なシナジーが見込めると判断し、出資を決定した。

WOTAのシリーズBラウンドへの参画が決定した投資者

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