愛知県は、シンガポール国立大学(NUS)の関係機関のNUS Enterprise、BLOCK71が開催する4週間の東南アジア市場へのビジネス展開支援プログラム「NUS Enterprise Market Immersion Programme」に県内スタートアップを派遣する。同プログラムに参加するスタートアップを募集している。定員は1社(最大2名)で、愛知県が参加費15,000シンガポールドルを負担する。2022年9月5日発表した。
同プログラムには例年、AI、EdTech、FinTech、スマートシティ等の幅広い分野のスタートアップが参加するという。
◇「NUS Enterprise Market Immersion Programme」概要
【 期間 】2022年10月10日(月)~11月11日(金)
【開催方法】
10月10日(月)~10月28日(金):オンライン開催
10月31日(月)~11月11日(金):シンガポールでの対面開催
【プログラム構成】講義やワークショップ等を通して、参加スタートアップのビジネスの東南アジア市場との適合性を検証するとともに、東南アジアのビジネス関係者とネットワークを構築する。
・東南アジアのビジネス環境理解
東南アジアの自治体、投資家コミュニティ、インキュベーター、アクセラレーター、現地企業等の東南アジアのビジネス環境に関する知識を習得。
・東南アジア市場・文化の理解
メンターシップや顧客発見、市場検証、セールス・ピッチ、マーケティング、スケーリング、製品開発等に関するワークショップを通じて、東南アジアでのビジネス展開方法を学習。
・ネットワーキング
ビジネスパートナー候補、政府機関、研究機関、現地の起業家、投資家等とのネットワーキングを実施。
・1対1メンタリング
週に1回、1対1のメンタリングを実施。
【 講師 】NUSの教員、産業界の専門家
【 言語 】英語
◇募集内容
【 対象 】下記要件を全て満たすスタートアップ
・愛知県に本拠地を構え、概ね創業10年未満の企業又は支援対象となる事業を開始してから概ね10年未満の企業であること(年間売上高:概ね10億円以下)。
・東南アジア市場進出に高い意欲・関心を有していること。
・日本で既にプロダクトをリリースし、一定程度の成功を収めていること。
・創業者、共同創業者等の意思決定できる者が少なくとも1名は必ず参加すること。
・期間中、同プログラムに専念できること。
・英語での意思疎通が支障なく行えること。
【 定員 】1社(最大2名)
【 参加費 】無料(参加費15,000シンガポールドルを県が負担。通信機器代、通信費、現地への渡航費及び滞在費は自己負担)
※参加者決定後、自己都合によるキャンセルの場合は参加費を支払う場合がある。
【申込方法】シンガポール国立大学連携事業Webページ内の申込みフォーム< https://aichi-startup.com/singapore/business-development >から申込み。
【申込期限】2022年9月16日(金)
【選考方法】応募内容により愛知県及び有識者が選定
【選考結果】申し込み者全員に9月23日を目途に愛知県からメールで結果を伝達。
【問合せ先】
▽プログラムの申込み・参加に関すること
フォースタートアップス(県事業委託先)
アクセラレーション本部 オープンイノベーショングループ
Public Affairs戦略室 小田氏
▽上記以外に関すること
愛知県経済産業局革新事業創造部スタートアップ推進課
海外連携グループ 冨樫氏、山中氏、戸田氏