商船三井は2022年7月21日、4月28日公表した2023年3月期業績予想を上方修正したと発表した。
2023年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値(2022年4月1日~9月30日)は、売上高を前回発表比750億円(10.8%)増の7,700億円、営業利益を同比170億円(56.7%)増の470億円、経常利益を同比1,500億円(42.9%)増の5,000億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同比1,600億円(47.1%)増の5,000億円へと上方修正した。
2023年3月期通期連結業績予想数値(2022年4月1日~2023年3月31日)は、売上高を同比1,170億円(8.6%)増の1兆3,530億円、営業利益を同比240億円(52.2%)増の700億円、経常利益を同比1,850億円(35.2%)増の7,100億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同比2,000億円(40.0%)増の7,000億円に上方修正した。
コンテナ船事業を運営しているシンガポールの持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.において、荷動きとスポット賃率がいずれも前回発表時の想定を上回るレベルで推移していることに加えて、堅調なドライバルク船・自動車船市況、及び足元の円安傾向を鑑みた為替前提の見直し(¥120/$→¥125/$)による影響等を精査した結果、第2四半期累計期間及び通期の業績予想を上方修正したとしている。