SBIホールディングス(東京都港区)は、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の産学連携を加速する子会社NTUitiveと、韓国の教保生命グループ傘下の教保証券(ソウル市)とともに、東南アジアと南アジア地域を中心にデジタル技術とデジタルプラットフォーム関連分野のアーリーステージ企業に投資する共同ベンチャーファンドをシンガポールに設立した。2022年5月19日発表した。
シンガポールで組成された同ファンドは、最大7,500万米ドルまで資金を調達する。SBIホールディングスのシンガポール子会社SBI Ven Capital Pte.Ltd.が運用する。3社が培ってきた事業運営に関する知見や、地域に根ざしたエコシステムを通じて、デジタル化された取引データを用いた収益化支援など、投資先のデジタル・トランスフォーメーションへの取り組みを後押しする。