日本フィルハーモニー交響楽団は2022年5月18日、2023年9月よりカーチュン・ウォン氏(現・首席客演指揮者)を首席指揮者に迎えると発表した。任期は5年を予定する。
カーチュン・ウォン氏はシンガポール出身。独ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でオーケストラ/オペラ指揮の音楽修士号を取得。ニュルンベルク交響楽団首席指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者を務める。2019年12月、33歳でシンガポールとドイツの文化交流およびドイツ音楽文化の海外普及における献身的な取り組みと顕著な功績により、シンガポール出身の芸術家として初めてドイツ連邦大統領より功労勲章を与えられた。