シンガポールを拠点とする電子商取引プラットフォーム大手LAZADAは2019年4月22日、仏・化粧品L’Oreal(ロレアル)と長期的なパートナーシップ強化に向けた共同事業計画に署名したと発表した。共同計画では、ロレアルはLAZADAの倉庫と物流網を活用して、2019年6月までに大都市圏での翌日配送を実現する。
また、両社で、アプリ内ライブストリーミングのような革新的な消費者エンゲージメントツールの試験運用を行い、LAZADAの顧客に独占的に提供される商品を企画する。
LAZADAグループのJing Yin社長は「ロレアルとのコラボレーションは2014年に始まり、私たちは東南アジア地域で多くの成果を上げてきた。(共同事業計画により)LAZADAの広範なラストマイル物流網を組み合わせて、ロレアル製品をより迅速にお客様の手に届けることができるようになる。東南アジアの美しさとスキンケアのeコマース市場は、最高の顧客体験によって共有されることになる」とコメントした。