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ヘイズ調査、シンガポール転職理由「給与」「新たな挑戦」「キャリアアップ」

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外資系人材紹介のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが2020年2月18日発表したアジア5カ国・地域(中国・香港・日本・シンガポール・マレーシア)の1,244職務の給与水準(同社実績ベース)と、5,146人に対して行った雇用の実態調査の結果によると、シンガポールでの最大の転職理由は「給与」(60%)で、「新たな挑戦」(46%)、「キャリアアップ」(45%)と続いた。転職理由に「給与」挙げた割合は香港(68%)、マレーシア(67%)、中国(62%)でいずれも最大だった。日本は「新たな挑戦」(56%)が最大で、「給与」(54%)が続いた。

また、年収(同社成約実績ベース)は、部長級がシンガポールでは人事部長3,240万円、R&D部長(製薬)1,460万円、マーケティング部長2,030万円だった。

部長級の年収比較 (ヘイズでの成約実績ベース)、単位:百万円

トップIT人材に関しては、ITディレクターがシンガポールでは2,840万円だった。

トップIT人材の年収比較(ヘイズでの成約実績ベース)単位:百万円

ヘイズは「日本では深刻な人材不足を背景にIT人材を中心に多額の報酬を提示するケースも増えている。一方で、国境を越えた人材獲得競争が激化しているAIやIoT、ビッグデータなどのトップIT人材や管理職、経営層において、海外の企業は更に高額の報酬を支払っている」としている。

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