ヤマダホールディングス(群馬県高崎市)は2022年2月3日、ベスト電器ブランドの直営店舗をインドネシアで展開すると発表した。シンガポール(13店舗、年商=約230億円)、マレーシア(7店舗、同=約20億円)に次ぎ3カ国目となる。
インドネシア事業は、これまで現地企業にベスト電器の商標使用ライセンスを与え、25店舗を運営していたが、新型コロナ感染症の影響による業績悪化を受け、大半の店舗が閉店した。
ヤマダホールディングスはインドネシアでの事業継続を目的に、シンガポール法人Best Denki(Singapore)Pte.Ltd.が100%出資するインドネシア法人PT.BEST ELECTRIC INDONESIAを2021年7月に設立。直営店舗での事業展開の準備を進めており、2022年度中に7店舗、中長期的には約30店舗を出店し、年商100億円を目指す。
◇PT.BEST ELECTRIC INDONESIA
【所在地】The Plaza Tower 41st Floor Jl. M.H. Thamrin No.Kav. 28-30, RT.9/RW.5, Kel Gondangdia, Kec. Menteng, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10350
【代表者】中野孔(予定)
【設立年月日】2021年7月5日
【親会社】Best Denki(Singapore)Pte.Ltd. 100%