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空港設備、シンガポール法人通じ航空機エンジンリースのTEAM社に10億円融資

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空港施設(本社=東京・羽田空港)は2022年1月24日、シンガポールのグループ会社でフライトシミュレーターのファイナンス事業のAFS PROPERTIES PTE.LTD.が航空機エンジンリース事業のTotal Engine Asset Management Pte.Ltd.(TEAM社)との間で融資契約を締結したと発表した。

TEAM社は、丸紅とシンガポール政府系の航空機整備大手ST Engineering Aerospace Ltd.が2011年に設立した合弁会社。AFS PROPERTIES社は、TEAM社にリース用航空機エンジン調達費用として900万米ドル(約10億円)を融資する。空港設備にとってリース用航空機エンジン分野への初めてのファイナンス案件となる。

空港設備は、これまでシンガポールとカナダのグループ会社を海外拠点として、シンガポールやカナダに航空機用エンジン整備工場など航空関連施設を提供してきた。近年は、航空機エンジンに関する投資可能性についても検討を重ねていたという。

融資内容の概要は下記の通り。

【 融資先 】Total Engine Asset Management Pte.Ltd.
【融資金額】900万米ドル(約10億円)
【融資期間】5年間
【契約締結日】2022年1月24日
【融資形態】TEAM社へのコーポレートローン

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