デジタル経済 進出・出資・撤退

シンガポールSBI Digital Markets社、サイアム商業銀行子会社から出資受入れ

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SBIデジタルアセットホールディングスは2022年1月12日、機関投資家向けにデジタルアセットソリューションを駆使した金融サービスを提供するシンガポールの子会社SBI Digital Markets Pte.Ltd.(取締役:Winston Quek)が、タイSiam Commercial Bankの子会社SCB 10X Co.,Ltd.(取締役CEO:Arak Sutivong)との戦略的パートナーシップに基本合意し、SCB 10X社より出資を受け入れた、と発表した。

SBI Digital Markets社は2020年設立。シンガポール通貨金融庁(MAS)から必要な認可を取得したのち、東南アジアの機関投資家向けに債券や株式、オルタナティブ商品の発行・流通、関連事業のアドバイザリー業務やカストディ業務などのサービスを提供していく予定。

SCB10X社は2020年1月設立。タイの銀行大手Siam Commercial Bankの子会社で、戦略的投資や提携を通じて、東南アジアでのフィンテックやブロックチェーン、分散型金融(DeFi)を含む分野における新事業拡大を目指している。タイで初となるユニコーン企業に出資するなど、積極的な投資活動を推進しているという。

今後、SBI Digital Markets社は、SBIデジタルアセットホールディングスグループとSCBグループの持つノウハウとネットワークを活用し、デジタルアセットの発展に向け取り組むとしている。

◇SCB 10X Co.,Ltd.
【所在地】タイ・バンコク
【代表者】Mr.Arak Sutivong(取締役CEO)
【事業内容】アクセラレータープログラム、ベンチャーキャピタル
【設立年月日】2020年1月
【主要株主】Siam Commercial Bank(SCB Group)

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