日揮ホールディングスは、EPC(設計・調達・建設)事業の成長市場と位置付けるアジア太平洋地域の営業・プロジェクト遂行体制強化の一環として、2022年1月1日付でシンガポール法人JGC SINGAPORE PTE LTDの名称を変更してJGC ASIA PACIFIC PTE.LTD.を設立し、始動した。
JGC ASIA PACIFIC社は新たにアジア太平洋地域の統括拠点およびプロジェクト遂行拠点としてシンガポール国内と、フィリピン、インドネシア、ベトナム、マレーシアの海外エンジニアリング会社の営業・プロジェクト遂行を横串で支援して全体最適化を図る。
具体的には、プロジェクト部門と設計部門が協働して技術営業体制を構築し、各国で「地産地消」の提案型での顧客開拓や、案件の組成、獲得を目指す。また、日系企業のアジア太平洋地域への事業展開を計画段階から総合的にサポートすることで案件の獲得を目指す。さらに、JGC ASIA PACIFIC社を含む5カ国のエンジニアリング会社が連携し、実績豊富な石油・ガス・石油化学分野のプラント・施設のEPC案件に加え、再生可能エネルギー、液化天然ガス(LNG)受入基地、ガス火力発電、上下水道、廃棄物発電、鉄道、化学品、医薬品製造工場、食品工場などへの事業対象分野拡大も想定する。
◇JGC ASIA PACIFIC PTE.LTD.
【代表者】Managing Director 林 晃光
【所在地】31 International Business Park, #01-12, Singapore 609921
【資本金】210万シンガポールドル(約1億7,500万円)