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三井住友銀行シンガポール支店、Daicel(Asia)社と「Contour」実取引開始

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三井住友銀行は2021年12月17日、シンガポールのContour Pte.Ltd.が提供する貿易信用状デジタル化プラットフォーム「Contour」の取扱を邦銀として初めて、同行シンガポール支店が化学品メーカーのダイセルのシンガポール子会社Daicel(Asia)Pte.Ltd.との間で実取引を開始したと発表した。

発表によると、Daicel(Asia)社の取引先British American Tobacco Bangladesh Co.Ltd.との輸出取引において「Contour」上で貿易信用状の発行・通知を実行することにより、紙媒体でのやりとりが慣例とされていた貿易信用状取引において関係当事者間でのリアルタイムのデータ共有、貿易信用状発行までの時間短縮、貿易書類の呈示のデジタル化、ブロックチェーン技術の活用による情報セキュリティの高度化などを実現した。

「Contour」を導入することで貿易信用状発行から通知まで7-14日程度の時間を要していた従前のプロセスを最短では当日中に完結させることが可能になったという。

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