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成城石井「シンガポールフェア2021」、ピーター・タン駐日大使が全面協力

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成城石井は2021年10月29日、成城石井192店舗全店とワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」6店舗で、シンガポールのピーター・タン駐日大使とシンガポール政府観光局の協力による「シンガポールフェア2021」を開始した。

成城石井のセントラルキッチンの調理人が、ピーター・タン大使より直接「プラナカンスタイル」の指南を受けて開発した自家製シンガポール風惣菜4品が目玉。本場の味わいを再現しながらも日本人の口にも合うよう工夫を凝らしたという。

ピーター・タン大使の料理の腕前はプロ級で、成城石井の調理人に自ら腕を振るったシンガポール料理をふるまったほか、公務の合間を縫って調理人たちと厨房に立ち、料理方法や調味料、各メニューの背景にあるシンガポールの歴史や文化をレクチャーした。

完成した4品は「 シンガポール風ドライミーシャム(海老のピリ辛焼ビーフン)」「シンガポール風ドライラクサ(海老の汁なしラクサ)」「シンガポール風ビーフルンダン(9種スパイスの牛すね肉煮込みご飯)」「シンガポール風アヤムシオ丼(スパイスチキン煮込みご飯)」。

ピーター・タン大使は「コロナ禍で日本の皆さまがシンガポールを旅行できない今、シンガポール大使館は皆さまに『シンガポールの味』を届けたいと願っている。日本の皆さまに祖国の食文化を知ってもらい、コロナが収まった暁にはシンガポールへ実際に食べに来てほしい。この思いを、プロの料理人を有する成城石井であれば、祖国の料理を再現して日本の皆さまにお届けできるのではないかと考え、日本の弁当(惣菜)スタイルで提供する新商品開発に、私自身が全力をあげて協力した。シンガポール料理と日本の弁当(惣菜)スタイルを融合する、まさにシンガポールと日本のすばらしい友好関係を象徴している。今回、私が紹介した料理は、まだ日本では馴染みが薄いものばかりだが、ぜひ新しい食文化を存分に味わってほしい。そして、コロナ後にはシンガポールを思いっきり楽しみに来てほしい」とコメントした。

「シンガポールフェア2021」は11月30日(火)まで。

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