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損保シンガポール、ドローン運航許可取得、建築物の潜在的リスクを空撮で点検

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SOMPOホールディングスのシンガポールグループ会社Sompo Insurance Singapore Pte.Ltd.は、シンガポールの保険会社として初めて、シンガポール民間航空庁(CAAS)から無人航空機運航許可証および無人航空機操縦免許を取得した。Sompo Insurance Singapore社の2人がエンジニア免許を取得し、建築物のアクセスできない場所や危険な場所をドローンにより点検することで、目視検査では検出できない潜在的なリスクの正確かつ効率的な把握に繋げ、リスク管理を強化する。2021年10月11日発表した。

通常、建築物やインフラの検査作業は、安全基準の範囲内で目視検査とサーモグラフィーにより実施し、その後、顧客から提供された情報や書類をもとに、潜在的なリスクを評価・特定しているが、Sompo Insurance Singapore社はドローンによる空撮やビデオ撮影に着目し、使用を検討していたという。

Sompo Insurance Singapore社の検査用ドローンには、32倍ズーム機能を持つカメラセンサーが搭載され、詳細なクローズアップ検査を行うことができる。また、赤外線カメラは、適正温度を超えて稼働している機器やインフラのホットスポットを検出する機能を備え、異常な高温による火災の発生や劣化による雨漏りの発生などのリスクをより簡単に特定・修正できるという。

Sompo Insurance Singapore社のPui Phusangmook最高経営責任者(CEO)は、「早期に、より正確にリスクを検知することで、顧客の倉庫、工場、施設、屋上の太陽光パネルなどに潜在するリスクを是正し、危険な状況を未然に防ぐことができる。このドローンによる検査サービスは、事業の中断を最小限に抑えるだけでなく、より安全な事業環境を実現する」とコメントした。

Sompo Insurance Singapore社は、ドローンによる検査サービスを他国のグループ会社で展開する予定で、現在、各国のドローン使用に関する法的規制を確認しているという。

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