シンガポール通貨金融庁(MAS)は2019年5月8日、外貨準備高(OFR)のうち450億シンガポールドル(約3兆6,480億円)をシンガポール政府投資公社(GIC)に移管すると発表した。
MASがシンガポールの為替政策に対する信頼を維持するため管理するOFRは長期にわたって着実に増加を続けており、2019年第1四半期時点でGDPの82%に達しているという。MASは最新の評価で、金融政策の実行および財政の安定に必要なOFRの規模はGDPの65%以上と判断しており、超過分をより高い収益が見込める長期投資で運用する。