シンガポール首相府(PMO)は2021年4月8日、ヘン・スイキャット副首相兼財務相兼経済調整相が第4世代のリーダーを辞任すると発表した。
リー・シェンロン首相はCOVID-19が収束するまで首相を務める考えを示していた。ヘン・スイキャット副首相兼財務相兼経済調整相はリー首相に送った書簡の中で「現在、私は60歳である。COVID-19が収束する頃には60代半ばになっている。過去の指導者のように長く任務を全うするには遅い。若い世代に譲ることを決断した」と説明した。
リー首相はヘン副首相の決断を受け入れた。近く行われる内閣改造で、ヘン副首相は財務相を交代する。副首相と経済調整相は留任する。