シンガポールのチャンギ・エアポート・グループは2019年4月24日、3月の航空交通統計を発表した。チャンギ国際空港発着便の利用者数は前年同月比7万人(1.4%)増の563万人、航空機発着回数は同比ほぼ横ばいの3万2,400回だった。貨物取扱量は同比1万トン(1.5%)減の18万5,000トンだった。
3月は、東南アジア路線は同比2%減少したが、中国、日本便が好調で東アジア路線が同比5%増加したという。
第1四半期の利用者数は前年同期比4.0%増の1,640万人。航空機発着回数は9万5,000回で安定していた。しかし、貨物取扱量は減少して49万3,000トンだった。「世界的に貿易量が鈍化したため、輸出、輸入、積み替えといった貨物の流れが弱まっている」という。