医療システム事業のファインデックス(東京都千代田区)は2021年1月28日、シンガポールのDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA社)に将来株式取得略式契約スキームによる出資を決定したと発表した。出資額は非開示。
DEA社が発行を予定するSAFE型転換社債を引き受ける。払込期日は2021年2月7日。今後、DEA社が第三者割当増資を実施した際、同SAFE型転換社債は自動的に優先株式に変換され、ファインデックスはDEA社株式を取得する。なお、第三者割当増資後のファインデックスの保有比率は数パーセントとなる見込みという。
DEA社は2018年8月設立。発表によるとブロックチェーンエンターテイメント事業を展開し、独自暗号資産(DEAPcoin)とエンターテイメントを組み合わせた「PlayMining」を開発運営している。
ファインデックスは、ブロックチェーン技術で特許(第4390222号:2008年11月28日出願)を持ち、文書の改竄防止ソリューションを製品化して多くの医療機関に提供しているという。DEA社の知見、技術力を、医療データ・ヘルスケアデータの管理に活かし、新たなシナジーを創出することで製品力を高めるとしている。
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.の概要は下記の通り。
【 所在地 】7 Straits View,Marina One East Tower,#05-01,Singapore,018936
【 代表者 】吉田直人、椎名茂(Director)
【事業内容】エンタメプラットフォーム「PlayMining」運営
【 資本金 】100,000SGD
【設立年月日】2018年8月