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日本人初、水球シンガポール男子代表監督に青栁勧氏が就任

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水球の元日本代表選手でブルボンKZ(新潟県柏崎市)総監督を務める青栁勧氏(40)が、シンガポール男子代表監督に就任する。任期は2年。シンガポール男子代表監督に日本人が就任するのは初めて。また、日本人の海外代表監督就任も初めてとなる。ビザ手続き完了後、2021年2月5日以降にシンガポールに移住し、代表チームの強化にあたる。

青栁氏は現役時代、史上最年少18歳で日本代表に選出され、スペイン、イタリア、モンテネグロのプロリーグでも活躍した。

2010年に柏崎市で水球チーム「ブルボンKZ」を立ち上げ、産学官民連携による「水球のまちづくり」を推進している。2020東京オリンピックのホストタウン構想の中で、柏崎市としても海外との交流に力を入れており、シンガポールの水球チームが柏崎市で合宿を組むなど交流が続いていた。青栁氏はブルボンKZ総監督を退任するが、運営理事として残り、外部から助言をしていくという。

今年は、第31回ユニバーシアード大会(8月18日~29日、中国)、第11回Asian Swimming Championships(11月7日~11月17日、フィリピン)、第31回SEA Games from(11月21日~12月2日、ベトナム)が予定されている。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより中止になる可能性や、今後、出場の可否を検討することになるという。

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