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商船三井、CVC設立を決定、「2023年度にシンガポール拠点設置を予定」

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商船三井は2021年1月21日、全額出資のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「株式会社MOL PLUS」を設立することを決定したと発表した。出資枠は40億円。スタートアップ企業への投資と商船三井グループ間の協業を推進する。

MOL PLUSの本社は東京・虎ノ門の商船三井本社内に置き、今年5月設立時点で人員3人程度での開始を予定する。

中長期的な視点に立って、海運業のビジネスモデル変革や新規事業創出を実現し得る国内外のアーリー、ミドルステージのスタートアップ企業を中心に幅広く投資を行っていく。特に、海洋事業、環境事業、フェリー・客船等の商船三井グループ事業の将来に関わりのある領域への投資を想定する。

具体的にはベンチャーキャピタル(VC)が運営するファンドに複数出資した上で、VCと連携しての案件探索や、各種アクセラレータプログラム(シンガポールのO3 challengeやSmart Port Challengeなど)への参加、MOL PLUS社としての独自のリサーチなどを通じて、投資先を選定する。

運営開始後、投資案件の増加とともに順次増員する。2021年度は3~4件の投資実施を目指す。

代表を務める阪本拓也氏(2012年入社、現・コーポレートマーケティング部 プロジェクトマネージャー)は2015~17年にかけてシンガポール駐在経験がある。「2023年度を目途にシンガポール拠点を設置する予定」と話す。

商船三井は、社員が自らの能力を存分に発揮し、主体的にチャレンジできる場を提供するとともに、変化する事業環境の中で既存の枠にとらわれない事業やサービスのアイデアの受け皿を目的に、2019年9月に「MOLグループ社員提案制度」を導入した。

阪本氏は同制度1年目にCVC設立を発案・応募し、採用されたことで、2020年7月からMOL PLUSの立ち上げに向けて専任として準備を進めていた。

「MOL PLUS」の会社概要(予定)は下記の通り。

【会社名】MOL PLUS(エムオーエル・プラス)
【所在地】東京都港区虎ノ門2-1-1
【代表者】阪本 拓也
【設立時期】2021年5月
【事業内容】スタートアップ企業への投資、グループ会社との協業推進
【決算期】3月
【出資枠】40億円
【 株主 】商船三井100%出資

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