SBI AntWorks Asia(東京都港区)は、沖縄オープンラボラトリ(沖縄県浦添市)とRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を用いたオープンデータ活用に関する共同研究を開始した。2020年12月23日発表した。
SBI AntWorks Asiaは、SBIネオファイナンシャルサービシーズが60%、シンガポールのAntWorks Pte.Ltd.が40%出資する合弁会社で、日本国内を中心にAntWorks社製品を販売している。
共同研究では、SBI AntWorks Asiaが提供するQueenBOT RPAを利用する。「昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広まりにより、都道府県やその地域ごとに感染者数や受け入れ可能な病院などの情報が求められている。オープンデータも重要な情報源となるが、主にWebサイトに代表される公開先は多岐に渡り、データ形式もHTML、CSVやPDFなど多岐に渡っている。そこでRPA製品をデータ収集・変換・公開のための基盤として利用することで、閲覧性の高い情報の提供を目指す」としている。