宮崎銀行は2020年12月18日付で、八興運輸(宮崎県日向市)のシンガポール現地法人A&J HAKKO PTE.LTD.にクロスボーダーローン(現地貸付)による直接融資を実行した。12月21日発表した。
A&J HAKKO社は、八興運輸の100%子会社で、2011年設立。シンガポールにおける輸出入、倉庫保管、配送および食品卸売販売を行っている。冷凍倉庫には2,000パレットを超える保管スペースを確保し、自社冷凍トラックを活用することで、日本から現地目的地までの配送を低温で一貫して行えるコールドチェーンを確立している。
今回のクロスボーダーローンスキームでは、宮崎銀行日向支店がA&J HAKKO社に直接融資した。海外現地法人が直接調達することで、国内親会社のバランスシートのスリム化を図れるという。