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三菱地所、シンガポールのアジア事業会社99.98%出資のタイ法人営業開始

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三菱地所が2020年8月設立したタイ現地法人Mitsubishi Estate(Thailand)Co.,Ltd.が2020年12月16日営業開始した。

Mitsubishi Estate(Thailand)Co.,Ltd.には、シンガポールの三菱地所アジア社が99.98%を出資している。

三菱地所グループは2008年にシンガポールに三菱地所アジア社を設立。タイには2016年に現地ディベロッパーAP社と合弁会社Premium Residence社(PR社)を立ち上げ、住宅事業を中心に事業展開してきた。発表によると、これまで、PR社を通じて年間3~5物件、合計18物件・18,000戸の住宅事業を手掛けるほか、近年、オフィス事業や商業施設事業などにも参画している。今回、さらなるコマーシャルアセットの展開を目的に新たにMitsubishi Estate(Thailand)Co.,Ltd.を設立した。

三菱地所は、「今後、タイにおける住宅事業は引き続きPR社を通じて行っていくが、現地法人設立により、既存プロジェクトへのさらなる主体的な取り組みのほか、新規案件ソーシングチャネルの拡大、事業・人材のローカル化等を目指し、アジアにおける更なる事業展開の起点として、一層の事業拡大を目指す」としている。

三菱地所タイの概要は下記の通り。

【 名称 】Mitsubishi Estate(Thailand)Co.,Ltd.
【代表者】江口 智彦
【所在地】No.388 Exchange Tower,Level 29,Unit 2901-2904,Sukhumvit Road,Klongtoey Subdistrict,Klongtoey District,Bangkok 3
【 人員 】3人
【設立日】2020年8月20日
【営業開始日】2020年12月16日
【資本金】2,949万タイバーツ
【出資比率】三菱地所アジア社99.98%(在シンガポール、三菱地所のアジア事業拠点、三菱地所100%子会社)/MEA Commercial Holdings Pte.Ltd. 0.01%(三菱地所100%子会社)/MJR Investment Pte.Ltd. 0.01%(三菱地所レジデンス100%子会社)
【事業内容】タイにおけるプロジェクトマネジメント及び新規案件のソーシングに関するコンサルティング業務等

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