日本航空(JAL)は2020年12月16日、2021年2・3月発券分の日本発シンガポール線を含む国際線について「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を適用しないと発表した。2020年6月発券分以来適用しておらず、10カ月連続となる。
JALでは燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。2020年10〜11月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は1バレルあたり43.70米ドルで、同期間の為替平均1米ドル104.85円を掛けたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6,000円を下回る4,582円だった。
これにより、2021年2月1日〜2021年3月31日発券分の日本発旅程の航空券に燃油特別付加運賃を適用しない。