鹿児島県とパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は2020年10月12日、鹿児島県産品の海外販路拡大等を図るために連携協定を締結した。
鹿児島県は、鹿児島黒牛やかごしま黒豚、お茶、さつまいも、ブリ、カンパチなど農林水産物に恵まれており、PPIHが東南アジアを中心に展開する「DON DON DONKI」など海外店舗における2030年期の鹿児島県産品取扱額100億円を目指していく。
鹿児島県が海外販路拡大を目的に日系企業と連携協定を締結するのは今回が初めて。PPIHの直近1年間の県産農産物等取扱額は約5億円で、今後は連携して「鹿児島フェア」の開催や、PPIHとの商談会開催等に取り組むという。
同県担当者は、シンガポールに関して「さつまいも、お茶、鹿児島黒牛、かごしま黒豚、ブリなどの取扱が増えることを期待している」と述べた。