シンガポールに本社を置く日系定期コンテナ船事業運営会社Ocean Network Express(ONE社)が運航し、ハワイ沖で悪天候に見舞われ海中にコンテナ1,816本を落とす事故を起こしたコンテナ船“ONE Apus”が2020年12月8日、神戸港に入港した。紛失・破損したコンテナの正確な数や種類、船体への損傷について検証する。同日ONE社が発表した。
ONE Apusは中国・塩田港から米国ロングビーチ港に向けて航行中、暴風雨に遭遇し、11月30日、強風と大きなうねりにより大きく揺れた結果、コンテナ1,816本を失った。64本が危険物コンテナという。
ONE ApusはChidori Ship Holding LLC(チドリ・シップ・ホールディング)が所有し、シンガポールの日本郵船関連会社NYK Shipmanagement Pte Ltd が船舶管理を行っている。