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シンガポールClozette、オンラインマーケットプレースSift & Pickと提携

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シンガポールを拠点に東南アジアでデジタルマーケティング事業を展開するClozetteは2020年11月24日、シンガポールのオンラインマーケットプレース事業者Sift & Pickと提携したと発表した。日本を拠点とする事業者の東南アジア市場参入を促進するワンストップのeコマースソリューション提供する。

両社は、カテゴリー開発、サプライチェーンとフルフィルメント、データおよびインフルエンサーマーケティング、ソーシャルコマースに関して緊密に協力していく。日本の官民ファンド・クールジャパン機構がClozetteに出資して設立された事業部門のCool/JPが運営するショッピングプラットフォームShoppin'guuを活用し、Clozetteが持つ東南アジアのミレニアルおよびZ世代消費者の消費パターンについての知見と、Sift & Pickのeコマース、物流、決済インフラストラクチャーを結合する。

ClozetteのRoger Yuen創業者兼最高経営責任者(CEO)は「Sift & Pickとのパートナーシップにより、われわれは日本の事業者にこれまでは不可能だった東南アジアでの画期的な市場参入機会を提供することができる。新型コロナウイルスの影響のもと、インフルエンサーマーケティング、動画配信、ライブストリーミング販売といったソーシャルエンゲージメント・ソリューションのニーズは世界的に拡大した。われわれは、今日の消費者のニーズに対応する上でかなり優位な立場にある」と語った。

Shoppin'guuが2020年10月にシンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアで行った、ニューノーマルの中での消費者購買意識調査結果によると、消費者が日本製品の購入を決める際の最上位の動機は品質となっているが、回答者の69%が日本から直接オンラインで購入したことはないとしており、その理由として返品や返金制度、言葉の障壁への懸念を挙げたという。

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