シンガポール航空は、2019年9月16日付でウォン・テックフイ(Teck Hui Wong)氏が日本支社長に就任すると発表した。現・日本支社長のデイヴィッド・ラウ(David Lau)氏はシンガポールに戻り、西アジア・アフリカ地区リージョナルバイスプレジデントに着任する。
ウォン氏はシンガポール航空のシンガポール営業部でキャリアをスタートし、入社以来19年間、シンガポールをはじめ、アジア、欧州、南アフリカの海外支店で、エアラインビジネスの経験を積み、2016年から3年半に渡りイタリア支社長を務めた。
ウォン氏は、「シンガポール航空にとって非常に重要なマーケットである日本における支社長職を拝命したことを大変嬉しく思う。シンガポール航空は51年間にわたり日本への運航路線・便数を拡大してきた。現在、シンガポール航空と子会社で地域航空会社シルクエアーを合わせて、日本とシンガポール間を週80便運航している。今後も引き続き、最新のサービスを提供し、シンガポール航空というブランド力をさらに高めるため、日本支社のチームやビジネスパートナーと懸命に取り組んでいく」とコメントした。
◇略歴
【出身地】シンガポール
【 学歴 】シンガポール国立大学 工学士
【シンガポール航空での職歴】
2000年6月 シンガポール航空 入社
2000年9月 シンガポール営業部(シンガポール)
2004年5月 ディストリビューション部(シンガポール)
2004年11月 西アジア・アフリカ地区リージョナルオフィス(シンガポール)
2005年9月 ケープ州支店長(ケープタウン)
2007年12月 パキスタン支社長(カラチ)
2010年3月 ロシア支社長(モスクワ)
2012年1月 パートナーシップ&プロレート部 マネージャー(シンガポール)
2013年11月 カンパニープランニング部 マネージャー(シンガポール)
2014年4月 スクートに出向(バンコク)
2016年4月 イタリア支社長(ミラノ)
2019年9月 日本支社長