ダイキアクシス(愛媛県松山市)は2020年8月12日、2020年12月期第2四半期決算短信(連結)を公表した。
このなかで、シンガポール連結子会社でプールのメンテナンス事業のCRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.に係るのれんの減損損失1億3,500万円を計上したことを明らかにした。
同社連結子会社ダイキアクシスシンガポールはCRYSTAL CLEAR CONTRACTOR社を2018年に子会社化。財務担当者によると、「取得時点で、簿価と時価との差額を『のれん』として認識し、当該のれん相当を7年間で回収するものとして7年で償却してきたが、計画通りの推移は難しいと認識したことから、新たな将来見込で将来キャッシュフロー総額を見積ったところ、見積がのれんの未償却残高を下回る結果となったため、その下回った額を減損損失として計上した」という。