シンガポール保健省(MOH)は2020年8月16日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者86人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例6件(シンガポール国民1人、ワークパス1人、扶養家族パス(DP)3人、学生パス1人)、国内コミュニティ感染症例2件(シンガポール国民1人、ワークパーミット1人)、外国人労働者寮居住者78人。
輸入症例の6人は、インドネシア、インド、フィリピン、ロシアからの到着者で、いずれもシンガポール到着後14日間のステイホーム通知(SHN)が発行され、SHN期間中にテストを受けた。
既に、寮に居住するすべての労働者のテストを完了しており、現在、約19,900人が検疫期間中という。
MOHは、新たに確認された症例の感染経路を98%特定している。
既に51,953人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の82人の容態は大半が安定しているか改善している。集中治療室はゼロ。COVID-19に感染しているものの状態が良好である3,685人は地域隔離施設にいる。