シンガポール警察部(SPF)は2020年7月22日、経済再開フェーズ2における安全距離措置(SDM)に違反したとして、19~33歳までの男5人と女5人を起訴する。7月21日発表した。
警察部は、6月28日の深夜12時50分頃、 Beo Crescentでの騒音の苦情を受け付けた。警察官が駆け付けると、男女13人がBlk 42 Beo Crescent近くのフィットネスコーナーに集まっていた。携帯用のテーブルと椅子が置かれ、酒類のボトルが見つかったという。
男女10人は、正当な理由なしに居住地を離れることに関する制限違反およびCOVID-19下での5人以上の懇親会禁止に違反した疑いで起訴される。
14歳の少年については、司法長官室と協議して、警告にとどめた。
残りの2人については、別の違反事案についても調査しているという。
警察部は「法規を明らかに無視している人に対する行動はためらわない」と強調したうえで、「COVID-19の蔓延を抑制するために、全員で役割を果たそう」と呼び掛けている。