シンガポール警察部(SPF)は2020年6月16日、シンガポール人の29歳と32歳の男をEC詐欺の容疑で逮捕した。17日発表した。
警察部は6月13日、ECサイトcarousel(カルーセル)で本物の金の延べ棒を割引価格で販売すると謳う販売者に騙されたという被害者から連絡を受けた。
被害者は6月13日、29歳の男と会い、5,440シンガポールドル(約42万円)と引き換えに4本の金の延べ棒を受け取った。被害者はその後、質屋に行って金の延べ棒が本物かどうかを確認したが、金の延べ棒は偽物である可能性が高いと言われたという。
ベドック警察署が2人の男の身元を割り出し逮捕した。警察部は余罪もあるとみている。
29歳の男を6月18日起訴した。32歳の男に対する取り調べは続いている。
警察部は国民に「信頼できない筋から金の延べ棒を購入しないように」と呼びかけている。