OCBCグループは2020年6月15日、COVID-19により経済と雇用に不確実性がある中で、新卒者やその他の求職者に機会を提供するため、今年シンガポールで3,000人以上を雇用すると発表した。
新規に雇用する3,000人のうち、2,100人以上はOCBC銀行とその完全子会社バンク・オブ・シンガポール、OCBCセキュリティーズなどOCBCグループ企業、及び88%所有の保険会社グレート・イースタン・ホールディングスのフルタイムの正社員という。
COVID-19の大流行により、デジタルチャネルやソリューションにアクセスするOCBCの顧客数も増加しているとし、より多くのテクノロジー関連の役割を期待しているという。
なお、2,100人は、現在OCBCグループでシンガポール国内に勤務する正社員約11,000人の約19%にあたる。
また、900人は研修生とインターンシップの組み合わせで、コーポレートバンキング、データ、テクノロジーなどの分野で、500人以上の研修生ポジションを大学およびポリテクニックの卒業生に提供する。
OCBCグループは2020年3月、世界中で勤務する30,000人の従業員について、パンデミックの結果による解雇はしないと明言している。